小動物ウイルス病の病因、診断、治療、疫学及びワクチンをはじめとした予防について、臨床獣医療が抱えている問題点や疑問点を議論する場を提供することを目的とした研究会です(設立のご案内)。

第16回日本獣医内科学アカデミー大会

 

 第16回日本獣医内科学アカデミー大会(JCVIM2020)(2020年2月21-23日)において、小動物ウイルス病研究会と獣医臨床感染症研究会との共同セミナーを開催します。本セミナーは細菌、真菌及びウイルスの治療薬について徹底的に勉強し、議論することを目的としており、当研究会からは高野友美先生(北里大学獣医学部獣医伝染病学教室)に抗ウイルス薬のテーマで講演いただきます。

 

詳細は以下のサイトをご参照ください。

https://www.jcvim.org/program.html

 

本大会にご参加される先生方はぜひご聴講いただきますようお願いいたします。


第4回小動物ウイルス病研究会学術集会(終了しました)

主催 小動物ウイルス病研究会  協賛 大阪医科大学

テーマ  : 浸潤するボルナウイルス感染

 

開催日時:2019年(令和元年)8月25日(日)13:30〜17:30(受付開始13:00)

開催場所:大阪医科大学 歴史資料館 講義室(3F)(大阪府高槻市大学町2番7号)http://office.osaka-med.ac.jp/trad/

 

講演内容:

1.  ボルナウイルスと関連感染症研究の展開

講師  朝長 啓造 先生  京都大学ウイルス・再生医科学研究所 RNAウイルス分野

 

2.  ボルナウイルス感染におけるストレスの影響

講師  西野 佳以 先生  京都産業大学 生命科学部 先端生命科学科

 

3.  ボルナ病と診断された猫における臨床徴候に関する一考

講師  町田 晴市 先生  町田動物病院

 

4.  小動物臨床現場における猫のボルナ病

講師  中本 裕也 先生  Neuro Vets(ニューロベッツ)

犬や猫などの小動物は近年、伴侶動物へとその目的を変え、我々の生活や社会にとって欠くことのできないものになってきています。これに伴い、より専門的で、かつ広範囲な領域をカバーする獣医療が必要となり、これに対応するために大学や各種学会、研究会等を通じて専門的な教育や情報交換が盛んとなってきております。しかしながら、ウイルス病に関しては研究者と臨床獣医師ならびに医療関係者の間で最新の情報を交換し、共有できる場があまりにも少ない現状です。

 

そこで、小動物ウイルス病の病因、診断、治療、疫学及びワクチンをはじめとした予防について臨床獣医療が抱えている問題点や疑問点を議論する場を提供することを目的とした研究会「小動物ウイルス病研究会」を設立させていただくこととなりました。本会がわが国の獣医療の発展に寄与できることを信じてやみません。